忍者ブログ
[1] [2] [3
Posted by - 2024.04.23,Tue
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by Path, kobosi - 2012.10.14,Sun


田村文宏(たむら ふみひろ)さんの灰釉粉引猪口です。

(続く)




















































PR
Posted by Path, kobosi - 2012.10.11,Thu


先日の記事でご紹介した原さんの染付の器、新しい品が入荷しました。
瑞々しい筆使いに、また磨きがかかっているようです。
























迫力満点の鯉の大皿や、花の形の七寸皿、モダンな連続パターンの椿柄の小皿など。
お待ちしていた甲斐がありました〜。
少し大きめサイズのそば猪口(径 約9cm、高さ 約6.8cm)は、たっぷりのコーヒーが入るよう、お願いして作っていただいたものです。

























Posted by Path, kobosi - 2012.09.26,Wed


長峰菜穂子(ながみね なおこ)さんの器を、入荷しています。

本日、9月29日土曜より原宿の Style-Hug Gallery さんで個展が開催されています。

オランダのデルフトや、フランスのキュノワール、といったヨーロッパのアンティークを思わせる、長峰さんの器。その魅力は、今さらのように語らずともすでに多くの方に広く知られているところと思います。
とろりとした白く柔らかい釉調の肌に走る、柿渋で染めた貫入。絶妙な厚みで構成された優美なカーブとシェイプ。モノとしての存在感はもちろん、その美しい佇まいをみていると、心がすっと、落ち着いてくるようです。

絵画をみるときなど、僕はつい、マチエールというんでしょうか、表面に盛られた絵の具の質感を指でなぞったりしたくなってしまうのですが、長峰さんの器に接していても、そうした「触れたさ」を誘発されることが多いです。器の肌に差す光を見つめていると、反射も吸収もされず、光がただそこに点々と留まっているような、あたたかい、心地よい手触りを想像させられるんですね。それは一種の官能性、といってもいい感覚だと思います。

…でも、何が一番言いたいかって、キュート!のひと言なんですよね。
僕みたいなおっさんの中にも、昔のオリーブに出てきたリセエンヌみたいな少女がひとり住んでいて、長峰さんの器をみると、あまりの可愛さにその子が両手を口に当てて絶叫します。もう、困るんです。
そのくらい、可愛い。

お皿や鉢など日常使いの器はもちろん、ピッチャーや小皿なんかの小物も次々と蒐めたくなる、長峰さんの世界が展開される、 Style-Hug Gallery さんの「長峰菜穂子陶展」。
2012年9月29日(土)〜2012年10月5日(金)の間で開催されています。

はっきり言いますよ。今日はもう、どうぞ我孫子にお越し下さいとか言いません。

原宿に、行ってください!
早くしないと、可愛いのから売り切れますよ!

僕も行きます!
でも今日は行けません…(店があるので 泣)





























長峰さんのHP

アトリエ線路脇、とても素敵な場所でした!




















Posted by Path, kobosi - 2012.09.20,Thu

やっとこさ、夏が終わろうとしています。

暦の上ではとっくに秋ですが、今年の暑さは、とにかく長く尾を引いた。
だからこんなに涼しげな染付の器を、ほんとうならもっと早くにご紹介するべきでした。いえでも、まだまだ遅くないと思います。
夏の余韻、去り行くそのしっぽを、そっと指で押さえてはつるんと逃げられる。
そんな風景を、ぼんやりと頭の中に浮かべながら。




そば猪口




めし碗




湯のみ








小皿(径 約10cm)


原 朋子(はら ともこ)さんは、長野県のご出身です。瀬戸窯業高校などで陶芸を学ばれた後、愛知県立芸術大学の大学院過程を修了、現在お住まいの瀬戸市で作家活動をスタートされました。

原さんの器でまず見ていただきたいのは、全体の雰囲気、その優しさや柔らかさです。青みがかった磁器肌は、寒色系なのに不思議と温かみを感じさせます。持ってみると、だらりとしすぎない、節度あるカーブがしっとりと手に馴染む。少しずんぐりとしたフォルムや、高台の下にちょっとだけ覗く、ほんのりピンク色した素地などが、そうした雰囲気の秘密かもしれません。
ただそうした柔らかさを放ちながらも、際やへりの立ち方などはしっかりとしていて、たとえば同じ造作、同じ絵柄の二枚の小皿を見比べてみても、ぱっと目につくような違いは見られない。エッジが立っていると言いましょうか、またそれが作品ごとで揃っている。デパートに品物を出されたりもしている原さんにとっては、「製品」として当たり前のことかもしれませんが、その水準が高いです。つまり、器ひとつひとつに本当に端正なお仕事をされているんだと思うのですが、そうした丁寧さはやっぱり、呉須での絵付けにもよく表れています。

原さんは中国の古い陶磁器がお好きで、美術館や骨董店に通ったり図録を集めたりして、昔からの絵柄や構図を研究されているそうです。なるほど、牡丹文や唐人さんなど、見たことのあるような絵柄もあるようだ。
しかし、構図やモチーフが古い器から採られたものでも、それを再構成して筆に乗せる原さんの感覚は、すごく新しく、独特なものに思われます。ご本人の中にストックされた数々の意匠を、ものにより場所により、再配置してコラージュしているような、一種現代的な編集感覚が働いている。そして、ここでもっとも大事と僕が思うのが、原さんの筆使いなんですね。

どういうことか、簡単に言うと、絵がカワイイんです。誤解を恐れずに形容すると、現代のマンガに出てきてもおかしくないような、可愛らしくデフォルメされたお顔や花を描かれます。カワイイだけでなく、とてもお上手です。染付の作家さんは、同じ絵柄を何百、何千と描くわけです。同じ場所に同じように描く技術と、スピードが何より必要になります。さらさらと流れるような勢いが要るのですが、原さんの筆は、相応のスピードを思わせる流れを持ちながら、でも最後まで崩れない。おたふくの顔を、さらさらと、でもちゃんと可愛らしく一枚のお皿の中に描いています。
古染付のような、一見骨董のような佇まいをもちながら、よく見ると、そこには現代のうつわ作品としての新しい魅力が息づいている。それが原さんの器なんです。

付け加えるなら、ものの大小の感覚、版面率、線と余白のバランスといったような点でも、とても繊細な感覚をお持ちです。そうした編集者的・デザイナー的なグラフィカルなセンスと、職工としての絵のうまさ、「可愛らしさ」に対するセンス、敏感さなどが総合されて、原さんの器が生まれます。お話をしていても、向上心があり、とても研究熱心なことが伝わるお人柄。いつでも、新しいことへの挑戦や、自分の技術を磨くことを考えておられます。

と、ここまで読んでくださったからには、原さんの器を目で見て触ってみたくなったのではないでしょうか。
よかったら、秋のはじまりの風を感じに、我孫子へお出かけになるというのはいかがでしょう。器たちと、お待ちしております。

































Posted by Path, kobosi - 2012.07.21,Sat



瀬戸在住、原朋子さんの器を入荷しました。
涼やかで可愛らしい染付です。豆皿、飯椀、湯飲み、そば猪口など。
ぜひご覧くださいませ。

ほかの商品など、詳細はまた後日、当ブログでご紹介いたします。



























Posted by Path, kobosi - 2012.07.02,Mon



カップ 大

両指で抱えるほどの大きさ。スープやサラダの器として、
また小ぶりな丼として、ロコモコなど盛っても可愛らしく決まりそうです。




薪皿

薪窯焼成ならではのテクスチャに、どんな食材を合わせようか。
食卓にあって、食事を引き立てる一枚になりそうです。




板皿

小星では、ケーキを供するのに使っています。
普段使いにもいいですが、ちょっとかしこまった席でも
おしゃれに使えると思います。




マット皿

寒川さん曰く、「レアな一枚」。
薄い縁から、下に降りるにしたがってゆっくりぽってりと厚みを
増していく、何とも言えず美しいフォルム。
是非とも一度、実際に手にとっていただきたいお皿です。



寒川義雄(かんがわよしお)さんの器を紹介します。

寒川さんは、山口市のお生まれ。
小石原や瀬戸で陶芸を学び、現在は広島で制作されています。
貫入の入り方や全体の薄い造りなど、特徴的な作風に古い陶磁器のイメージを
持つ方も多いかもしれません。

個人的な印象で、僕が最初に寒川さんの器に感じたのは、
「シンプルな形の中に息づく、滋味深さ」といったようなものでした。

おもにろくろで成形をされておられると思うのですが、その手で絞り出したかたち、
器のかたちが生まれるための時間が、彫刻のように器の中に込められている、と。
装飾性の少ない、静けさをたたえた、と表現したいような寒川さんの器には、
そうした制作や思索の時間、そのときにしか生まれなかった時のゆらぎのようなものが
封じ込められているような気がします。

「僕は、同じ形って作れないから」と笑う寒川さん。
たしかに、いくつかのそば猪口を並べ見ても、大きさ、口縁の広がりやお尻のすぼまりなど、
それらはそれぞれに、微妙に違った表情をしています。

でも本当は「作れない」のじゃなくて、「作らない」のじゃないか、と邪推します。
人の細胞が一日で入れ替わるように、さっき作ったそば猪口と、
いま作ったばかりのそば猪口が同じであるはずはない。
そうした目には見えづらい変化をとらえて、器の形に映し出すことが
寒川さんの器づくり哲学のひとつなのでは、という考えは僕の勘違いでしょうか。

寒川さんは、ご自宅の敷地に薪窯・ガス窯・灯油窯を築いて、使用する土や釉薬、
器の用途によってそれぞれを使い分けて制作をされています。
なかでも薪窯は、燃料となる薪の確保や窯焚き中の温度管理などで苦労することも多く、
また作品の仕上がりのコントロールが難しいものでもあるようです。
だからといってひとつの方法に固執するのではなく、様々なアプローチで
制作に挑まれている点に、逆に寒川さんの方法論、そのこだわりが感じられます。

点数は少ないですが、関東圏ではお取り扱いのそう多くはない寒川さんの器、
当店 小星でお手にとってご覧になってみませんか。


寒川義雄さんHP
http://www.indie-web.com/eehp/userfiles/kangawa/index.html

寒川さんの奥様は、ご自宅と工房と同じ敷地で、
CAFE DE hanae というギャラリーを兼ねたカフェを営んでおいでです。
寒川さんの器と同様、隙のない美意識で形作られた(なんとお二人のセルフビルドです!)、
しかしとてもあたたかく居心地の良い空間です。広島においでの際はぜひ!

Cafedehanae's Blog
http://cafedehanae.wordpress.com/





CAFE DE hanae




寒川さんの穴窯(薪窯)




アトリエの一部



















profile
我孫子市のパン屋 「Path」 、 うつわと喫茶の店 「小星」 の日記です。
自己紹介:
 □ ご連絡は kobosi.pu@gmail.com まで。
days
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
search this blog
comments
[06/22 オフホワイト コピー]
[06/22 ブランド スーパー コピー]
[06/22 ブランド スーパー コピー]
[06/21 エルメス 手帳 口コミ 620]
[06/20 ヴェルサーチ 偽物]
[06/13 supreme 激安]
[06/11 ロレックス サブマリーナ 欲しい]
[06/11 スーパーコピーブランド]
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]